ホームページへ もくじへ 印刷用ファイルのダウンロード(1.6Mバイト・pdf版)
次期入管システムの構想と問題点
スライド:9
Slide9 現行入管システムのシステム構成
前のページ はじめのページ 次のページ
 現在稼働している「入管システム」のシステム構成図です。「外国人システム(FEIS)」が中心的な機能であることが分かります。FEISは、次期システムではいくつかのシステムに解体される予定です。現行システムの機能構成は、大型コンピューター(レガシーシステム)時代のシステム構成をそのまま継承しているもので、中心システムは大型コンピューター上で稼働し、「専用線」によるネットワークを使うなど、かなりハイコストだと言われています。
 青色の背景の中にあるシステムが、「次期入管システム」構想に統合される範囲ですが、法務省のシステム・業務の「見直し」作業では、右上の「外国人登録情報処理システム」は、入管業務・システムとは別に「外国人登録証明書調整業務・システム」として見直しが検討され、入管システムの「最適化計画」の中で統合されたものです。

 現行の行政システムは、一般的に強固な「縦割り行政」のもとで運営されているため、システムの独立性が高く、システム間の連携(情報結合)はあまり進んでいません。また、レガシーシステムの特性である機能を柔軟に変更できないことなどの点から、情報結合(プロファイリング)の機能をこれらのシステム全体に付加することはかなり困難です。したがって、「個人情報の高度な利活用」のために、柔軟な機能追加・変更が可能な「IT」の技術体系への転換(クライアント・サーバーシステムへの転換)が急がれたといえるでしょう。
出典・参考資料
出入国管理業務の業務・システム最適化について「現行体系_適用処理体系」 p.2

もくじ
1  次期入管システムの構想と問題点−−情報人権の視点から
2  もくじ
3  はじめに 次期入管システムの全体イメージ
4  次期入管システム(システム構成)
5  次期入管システム(機能構成)
6  次期入管システム(データフロー)
7  次期入管システム(ネットワーク)
8  1. 次期入管システムの課題
9  現行入管システムのシステム構成
10  入管システムの「見直し・最適化」
11  2. 次期入管システムの構想
12  次期入管システムの構想
13  次期入管システム構想の導入スケジュール
14  3. 次期入管システムのポイント
15  次期システムのポイント
16  レガシーシステムから「IT」へ
17  先端的技術の積極的導入
18  情報の積極的統合(連携)
19  統合データ管理システム
20  インテリジェンスシステム
21  ナレッジマネジメントシステム
22  位置情報システム
23  4. 次期入管システムの問題点
24  次期入管システムの問題点 (1) 脅威の極大化
25  次期入管システムの問題点 (2) 技術以前の課題
26  5. 情報人権の視点から
27  「情報人権」ということば
28  ネットワーク社会から見た「近代国家」
29  国家による「監視」の拡大
30  (国家による)監視の統合・収斂
31  監視の統合・自動化がもたらすもの
32  「差別と排除」のネットワーク/「対話と共存」のネットワーク
33  付記
34  参考資料

もくじ Top  ページ Top
© 2006.7 Nishimura, Tohru / office dlc