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次期入管システムの構想と問題点
スライド:12
Slide12 次期入管システムの構想
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 次期入管システムのシステム構想図を、もういちど見てみましょう。全体に、現行のFEISが統合的に持っていた機能をいくつかのシステムに分解し、日本人の出入国管理業務を並列的に位置づけ、「外国人登録情報処理システム」を統合しすることで、在留外国人の管理機能を充実させる意図が打ち出されているといえるでしょう。
 全体に、きわめて多様な業務・機能をネットワークシステム上で統合した、複合大規模システムです。

 赤の楕円で囲った部分が、現行入管システムにはない、新規追加機能です。特に右側のインテリジェンスシステムをトップとするいくつかのシステム、および中央上の出入国管理システムの中に書かれている3つのサブシステムは、個人に対する国家による監視(surveillance)を強化するために追加ものと考えられます。

 左側の、2つの薄赤の楕円の中にあるいくつかのシステムは、入管業務の行政「サービス」的側面を整備・拡充するものといえるでしょう。
 ただし、「統合認証システム」は「統合データ管理システム」のサブシステムとして、入管業務関係者によるデータベース(個人情報など)へのアクセスを、個人ごとにコントロール(許可/制限)する機能です。
出典・参考資料
出入国管理業務の業務・システム最適化について「将来体系_適用処理体系」 p.2(楕円は引用者が付加した)

もくじ
1  次期入管システムの構想と問題点−−情報人権の視点から
2  もくじ
3  はじめに 次期入管システムの全体イメージ
4  次期入管システム(システム構成)
5  次期入管システム(機能構成)
6  次期入管システム(データフロー)
7  次期入管システム(ネットワーク)
8  1. 次期入管システムの課題
9  現行入管システムのシステム構成
10  入管システムの「見直し・最適化」
11  2. 次期入管システムの構想
12  次期入管システムの構想
13  次期入管システム構想の導入スケジュール
14  3. 次期入管システムのポイント
15  次期システムのポイント
16  レガシーシステムから「IT」へ
17  先端的技術の積極的導入
18  情報の積極的統合(連携)
19  統合データ管理システム
20  インテリジェンスシステム
21  ナレッジマネジメントシステム
22  位置情報システム
23  4. 次期入管システムの問題点
24  次期入管システムの問題点 (1) 脅威の極大化
25  次期入管システムの問題点 (2) 技術以前の課題
26  5. 情報人権の視点から
27  「情報人権」ということば
28  ネットワーク社会から見た「近代国家」
29  国家による「監視」の拡大
30  (国家による)監視の統合・収斂
31  監視の統合・自動化がもたらすもの
32  「差別と排除」のネットワーク/「対話と共存」のネットワーク
33  付記
34  参考資料

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